麻薬のような・・・ [ランニング]
今年はストレスフルな12月、1月で全く走り込みができず
棄権した方がいいかな、と思いつつ参加費を払ったことを思うと
やはりもったいない、というケチな根性も手伝い、スタートラインへ。
結果はとにかく完走できて、練習量の割にはまぁまぁで、
故障も起こさず今年のノルマが達成できてよかった~~~!
帰りのバスや電車の中で、ジ~~ンと脚が重く、全身が少し熱っぽいような
疲労感を感じながら、窓の景色を眺めている時間がなんとも言えず好きである。
力を出し切った満足感、すべてを出しつくした後の達成感。
この感じが麻薬のような作用を起こして、精魂尽き果てるような思いをしても
また、次のレースへと心が飛んでゆく。
ひと時の酔いを楽しむために、またヒタヒタと
孤独で地道な走りの時間を積み重ねる。
・・・不思議な魅力。
フルマラソン [ランニング]
一月にアクシデントがあって、全く走ることができなかったけれど
とにかくスタートラインには立とう!!
数か所の時間制限の関門が通過できればラッキー!と
思って、気楽に走ろう。
そかし、シンドイだろうなぁ・・・今更ながらこんな
つらい思いをしに行くなんて、とか思うけれど
完走した時の達成感欲しさに、ヘロヘロになっても頑張るランナーの
気持ちに変わりはない。
いつも走り終わると、来年こそもっとゆとりあるゴールをするぞ!
と誓うのだけれど、トレーニングの一年間、毎年やはりいろいろなことがあって
十分な練習量と、100%の準備OK、というのは、めったにないことなんだなーと
改めて痛感する。
それが日常というもので、その中でできることをやり、
その中でのコンディションづくりをして、レースに臨むしかないのだ、と
いうことにやっと気づいている今日この頃である。
時間制限の関門を通過できなければ、バスに撤収されるのだが
始めての経験でバスにのることになるのも、「いいんじゃない?」と
自分に言い聞かせて、あまり頑張り過ぎないようにしよう。
自分の悪いクセは、ムキになって無理やりでも頑張ってしまうことでもあるから。
勇気ある撤退は、かなり勇気がいることではあるなぁ。
梅雨 [ランニング]
あっという間に一年の半分が終わった。
いつもこの時期に一瞬焦りを感じます。
しかし、気を取り直して、これからの梅雨の季節、どんなトレーニングをして
乗り切ろうか、と目標を立てましょう。
先日のハーフマラソンが、練習量にしてはまぁまぁの出来だったので
ちょっとばかり気を良くして、いつもならレースが終わると、
いいことにして、3.4日怠けるのですが、なんとか走り続けています。
けして若いとは言えない我が体を考えると、油断大敵!
サボルとしっかり結果が出てきます。
「ランニングはウソつかない。走っただけ結果は出る」と思って
頑張った数年。以前ははっきりと、走った距離に比例して、走力が
しっかり上がってくるのを感じられたのですが、ブランク後の最近、
あまりそれを実感できず、とりあえず走り続けている、という昨今でした。
今までの距離にこだわる走り方をちょっと変えてみようかと思うこのごろです。
心拍数をしっかり把握して、「科学的に」取り組んでみようかと。
LSDは必要だけれど、速筋にもある程度「喝!」を入れることが
必要かもしれません。
加圧トレーニングと共に角度を多角的にして、やってみましょう。
明日、明後日と一泊泊まりで仕事。六甲山ハイキングです。
中高年の方々とレクリエーションをしたり、健康講座をしたり
ジンギスカンを食したりします。
お天気がイマイチのようです。
雨天の場合のプログラムもしっかり頭に入れておかねばなりません。
事故なく、無事に下山できますように。
海と緑の中のラン [ランニング]
コースは日本海を隣に見ながら、田植えが終わったばかりの
田んぼ道をカエルの合唱を聞きながらの序盤コース。
そこから折り返し地点まで、ちょっとした山道もあり、
細かいアップダウン。
この辺から、早くも折り返したものすごい勢いで走るランナーと
すれ違い始め、「あー折り返しは遥かなり・・・」と心を引き締めて
そのくせ、年代別表彰になんとかして入ってやろうという下心から、
すれ違う女性のゼッケンをじっと見つめて、自分のカテゴリーのナンバーを
探し、現在の順位を確認したりするわけです。
ギリギリこのまま踏ん張れば、年代別では表彰圏内!
商品は・・・・・毎年現地特産のチクワです!
なんとか頑張って、練習量からすればまあまあの記録。
チクワを頂いて帰りました!
バンザイ!!
走れるかな [ランニング]
でも、会社勤めではないので、午後からだったり早めの時間に帰ることが
できたりするのですが、なんだか落ち着かない毎日。
来週日曜日にハーフだけれどレース予定。
コースは日本海を見ながら走れて、ローカルな感じが気に入っています。
でも、連休中に走り込みはしっかり…とか思っていたのに
なかなかじっくり時間がとれずに中途半端なまま、今日に至っています。
今月の月刊走行距離は、やっとのことで140キロ。
後は、本番勝負ってとこか。
24日から現地入り。民宿に泊まります。この民宿がリーズナブルなお値段なのに
お食事はなかなかなもの。
海の幸が並んで出てくるのでうれしい限りです。
結局食べ物に釣られている?ってとこもありそう。
レース後に入れる温泉も魅力。
明日も仕事で遠くまで出張だけれど、最後のあがきで
明日か明後日、どちらかで20キロ以上走ろう!!
ガンバレ! わたし!
達成感 [ランニング]
と思い、今日のフルマラソン、走ってきました。
3日くらい、火曜日まで熱があり、食欲もなかったので、体力がもつかなぁ
と思っていましたが、とりあえず完走できて、満足です。
走っていると、30キロをすぎると、みんなボロボロになっていて
足をひきずるようにして、ほとんど歩きに近くなって、頑張っている人、
ビッコをひきながら走っている人、
走れなくなっても、必死でモクモクとゴールを目指している人。
しんどさに目線が下がってただひたすらに、脚をとにかく前に運んでいます。
いつも思うのですが、この便利な世の中、なんでも合理的かつ高速で
動いているのに、このただただ肉体と根性で勝負の泥臭い競技に、こんなに苦しくても
ゴールをあきらめず、何回も挑戦し続けさせるものがある、ということです。
それぞれの思いは多様でしょうが、ひとつ、共通しているのは
みんな「達成感」というものを感じたいのではないかなぁ、ということです。
誰の力も、モノのちからも借りずに自分の足で自分の体を運び続ける、
なんでもないことですが、今の便利な社会では、貴重な感覚なのではないでしょうか。
人の動きの原点とも言えるかもしれません。
自分の足で、大地を踏んで移動する。
歩いたり、走ったりするスピードが本来の人に合った
速さなのではないでしょうか。
ゴールする時は、「あぁ、今年もできた!」と思うと、言いようのない
達成感と満足感に満たされます。
私の場合、この一瞬が欲しくて、一生懸命になるといっても
過言ではありません。
写真は今日のマラソンで女子更衣室になった小学校の玄関にあった、福沢諭吉の銅像です。
携帯で撮ったので、映像は今一つですが、なんだか懐かしかったです。
空の下を走る [ランニング]
寒い日々が続いています。
明日は日曜日なのに、どうも雨らしい。
今日は午前中、仕事で帰ってからランニング。
いつも走っている河川敷は、冬は風が強い。
時に、10キロくらい行って、向きを変えて帰ってくるようなコースどりをすると
行きは追い風に押されて走っているのに気ずかず、いい調子で
どんどん走ってしまい、向きを変えたとたん、すごい向い風に
愕然とすることがあります。
都会の河川敷なので、遠く向こう岸に見えるのは
ビルなんかのコンクリートばかり。
でも、都会ながら川が大きいので、
空は広くそれなりに大きく広がっています。
なんかムシャクシャした時、情けない思いにとらわれた時、
広い空を遠く眺めながら走ることは、大きな気分転換になります。
自然の大きさを体中で感じることって、とても心地良いのです。
その大きさの中で、リズミカルに体を動かしていると
極自然な自分の心のリズムも戻ってくるようです。
大きな広い空の下を走っていると、自分も自然の一部なんだな、
と思えてきます。
そうすると、クシャクシャ抜け出せない思いで心も体も重い時でも、
「自然はどこまでもデカイ!ま、なんとかなるさ」と思えてきて、
なんの根拠もないのですが、楽な気持ちになれたりします。
心の行き所がなくなったり、追い詰められたような気持ちになったり、
疲れたな、と思ったりした時、広々とした自然を見たり感じたりしながら
体を動かしてみると、自分も地球の一部、自然の一部だったんだなぁ
と思えて、肩の力が抜けるかもしれませんよ。